日々のみ言葉 8月28日
○今日のタイトル 福音に仕える者
○通読箇所 エペソ3章
◇今日の聖句
人知をはるかに超えたキリストの愛を知ることができますように。そのようにして、神の満ちあふれる豊かさにまで、あなたがたが満たされますように。
◇ひとくち解説
3章はこの手紙の前半の締めくくりです。2章までで示した福音の奥義をもう一度思い起こさせます。それは、「キリスト・イエスにあって、異邦人も共同の相続人になり、ともに同じからだに連なって、ともに約束にあずかる者になる」(3:5)という、神の「永遠のご計画」(11節)のことです。
この奥義をパウロに啓示し(3節)、この福音に仕える者とされたのは神です。この福音のゆえに「パウロはキリスト・イエスの囚人となって」(1節)います。パウロがキリストを捕らえているのではなく、キリストが「最も小さな」パウロを捕らえておられるのです。福音はパウロの創作ではなく「神のきわめて豊かな知恵」(10節)です。パウロの召命が神由来であるという事実こそ、福音が神由来のものであることの何よりの証拠です。だから「私が受けている苦難は、あなたがたの栄光なのです」とエペソ教会を励ますのです。(13節)
「神の家族」(2:19)である教会の父である神への祈りで、この章は結ばれます。御父は、御霊により、心のうちにキリストを住まわせてくださいます。(16-17節)そのキリストが十字架の上で現してくださった「人知をはるかに超えた」愛を体験的に知ることによって、教会が御父・御霊・御子と一つとされ<神の充満>に至るように…それがパウロの祈りです。
◇クイズ
3:14でパウロはどのようにして祈っていますか?1.両手を挙げて 2.立ち上がって 3.膝をかがめて