日々のみ言葉 12月10日
○今日のタイトル 主の足もとに
○通読箇所 ルカ10章
◇今日の聖句
彼女にはマリアという姉妹がいたが、主の足もとに座って、主のことばに聞き入っていた。
◇ひとくち解説
9:51からイエスのエルサレムへの道が始まります。その途上で主は弟子たちを訓練されます。10章では72人の弟子たちが二人組で派遣されました。帰ってきた72人は喜びをもって御名の力を報告します。それを聞きながらイエスが見ておられるのは目先の成功ではありません。「サタンが稲妻のように天から落ちるのを、わたしは見ました。」弟子たちの働きは、やがて訪れる悪魔に対する完全な主の勝利のプロセスなのです。イエスは弟子たちに、華々しい結果を喜ぶのではなく「あなたがたの名が天に書き記されていることを喜びなさい」(20)と勧められます。その喜びとは御父と御子の交わりを知り、そこに身を置くことです。(22)そここそは宣教者の喜びの源泉です。幼子のように低くする者だけがそこにとどまることができます。(前章で弟子たちはだれが一番偉いかという議論に夢中でした)
宣教者はただ正論を唱えるだけでは十分ではありません。そのことが続く「よきサマリア人」のたとえで教えられます。敵する者にさえ良き隣人であること行いをもって示すことを求められたのです。(前章で弟子たちは敵対するサマリア人に憤慨していました)
宣教者の愛の力の源はイエスにあります。マルタとマリアの逸話はそのことを示しています。「主の足もとに座って、主のことばに聞き入っていた。」みことばを語る者は、ここからはじめるのです。(前章で弟子たちは山上でイエスの栄光を見ながら眠気をもよおしました)
◇クイズ
10:2でイエスは宣教を何に例えておられますか?1.耕作 2.種蒔き 3.収穫