日々の御言葉

聖イエス会福音教会の牧師室から聖書のみ言葉をおおくりします。聖書は主に新改訳2017を使用しています。

日々の御言葉 3月7日

日々のみ言葉 3月7日

○今日のタイトル 宥めを行った

○通読箇所 1歴代誌5-6章

◇今日の聖句

アロンとその子らは、全焼のささげ物の祭壇と香の祭壇の上に煙を立ち上らせて、至聖所のすべての務めに当たり、イスラエルのために宥めを行った。

◇ひとくち解説

系図が続きます。(昨日の解説参照)

5章はルベン・ガド・半マナセ族…ヨルダン川東岸に定住した部族の系図です。歴代誌が書かれた時代には、これらの北王国の部族はアッシリアに滅ぼされてほとんどが同化し、行方知れずとなっていました。無意味と思われるのにあえてここに記されているのは、全イスラエルの回復という主の約束への希望を表すためです。主は迷い出た羊たちを探し出してくださるお方です。

6章はレビ族の系図で、1〜9章の系図の中心に置かれています。系図の先頭がダビデ王家を輩出したユダ族で、心臓部が祭司家を含むレビ族です。完全な王と祭司の出現こそが、イスラエル回復と全世界の祝福の鍵なのです。

レビ族の系図は特に念入りに記されています。礼拝での歌唱の奉仕を担った人々の後、並列するようにアロンの子ら(祭司)の系図が記されます。

ここで祭司の奉仕が端的に記されています。「イスラエルのために宥めを行った。」すなわち、神とイスラエルの関係修復です。

歴代誌の著者は、神との関係こそが、回復の預言実現の心臓部なのだと暗示しているのです。

◇クイズ

6:33によると礼拝での歌い手へマンの祖父は誰ですか?1.エルカナ 2.ケハテ 3.サムエル

日々の御言葉 3月6日

日々のみ言葉 3月6日

○今日のタイトル 系図

○通読箇所 1歴代誌3-4章

◇今日の聖句

ダビデはそこで七年六か月王であり、エルサレムで三十三年間王であった。

◇ひとくち解説

歴代誌はバビロン捕囚からの解放後に書かれました。いにしえの預言者エルサレムの回復と全地の王の出現を予告しましたが、現実のエルサレムはペルシア帝国の片隅にある町であり、神殿は貧弱で王はおらず、預言は実現していないように見えました。落胆する民に、やがて到来する新しい神殿と王の出現に対する希望を与えるために書かれたのがこの書です。

歴代誌は1〜9章からなる長大な系図から始まります。まずアダムから始まりアブラハムまでが記されますが、それは、この約束が全人類の希望であることを示しています。

2章からはイスラエル系図が示されますが、その配置にも意味があります。バビロン捕囚を通されたユダ族とベニヤミン族が、サンドイッチするように最初と最後に置かれ、はさまれるように北王国の諸部族、そしてその中心にレビ族(祭司)が置かれます。

ユダ族の中心にはダビデ王の系図が据えられ、まるでダビデ王が先導する行列があり、その中心に祭司がいるような並びになっています。

やがて王なるメシアを通して、まことの礼拝が完成し、そこに全イスラエルが集い、イスラエルを通して全世界の祝福が実現する…<系図>を通してその希望が表現されているのです。

そのような壮大な計画の中で、唐突に4:9-10に個人的なヤベツの祈りが挿入されています。個人の祈りも、この大きな希望に連なるものなのです。

◇クイズ

ヤベツの名の由来は?1.喜び 2.痛み 3.怒り

日々の御言葉 3月4日

日々のみ言葉 3月4日

○今日のタイトル 牢獄から呼び戻し

○通読箇所 2列王記25章

◇今日の聖句

バビロンの王エビル・メロダクは、王となったその年のうちにユダの王エホヤキンを牢獄から呼び戻し、優しいことばをかけ、バビロンで彼とともにいた王たちの位よりも、彼の位を高くした。

◇ひとくち解説

ソロモン王の善悪二面性から始まった列王記は、王国の分裂、アッシリヤによる北王国の滅亡、バビロンによる南王国の捕囚、そしてソロモン王が建てた神殿の崩壊で終わります。一見、それは外敵による破滅のように見えますが、王と民が主を離れ、自分の目に良いことという価値観に頼って生きた結果でした。

ダビデの契約はもはや無効になったように見えました。しかし、列王記は捕囚となったエホヤキン王の不思議なエピローグで閉じられます。

彼の叔父ゼデキヤは目の前で子供を虐殺され、両眼を抉り取られ、捕囚として死ぬまで鎖につながれるという悲惨な最期を遂げました。一方エホヤキンは、捕囚から約40年後、釈放されました。バビロン王は「優しいことばをかけ、…彼の位を高くし」王と食卓を共にさせ、生活費を支給しました。

この理不尽とも言える破格の待遇は、イスラエルが数々の悪事を行ってきたにもかかわらず、主はダビデとの約束をお忘れにならないことを暗示しているかのようです。あと30年後に、バビロンという牢獄から民を呼び戻される、主の憐れみを予感させて本書は閉じられます。

◇クイズ

この章ではバビロン人のことをカルデア人と呼んでいます。かつてカルデア人のウルから主によって導き出された人は?(創15:7)1.ルツ 2.アブラム 3.ノア

日々の御言葉 2月28日

日々のみ言葉 2月28日

○今日のタイトル 来るのを待ち望み

○通読箇所 2ペテロ3章

◇今日の聖句

あなたがたは、どれほど聖なる敬虔な生き方をしなければならないことでしょう。そのようにして、神の日が来るのを待ち望み、到来を早めなければなりません。

◇ひとくち解説

堕落した偽教師の過ちを厳しく指摘しつつペテロは、信徒たちに3章だけで4度も繰り返して「愛する者たち」と呼びかけ、語りかけます。

主の来臨は、旧約聖書預言者たちを始め、新約の使徒たちが共通して予告してきたことでした。(2節)ペテロ自身も、主の昇天の際「あなたがたを離れて天に上げられたこのイエスは、天に上って行くのをあなたがたが見たのと同じ有様で、またおいでになります。」(使徒1:11)という約束を御使いから聞いたのです。

その主の日は、裁きの日であると同時に、「義の宿る新しい天と新しい地」の始まりのときでもあります。

その栄光のゴール<キリストの再臨>をいつも記憶し、思い起こすようにとペテロは勧めます。

さらに、驚くようなことを記します。「神の日が来るのを待ち望み、到来を早めなければなりません。」…神は、ご自分の最終目的を完成するために、私たち人間に、果たすべき役割を与えてくださるというのです。

その召しこそ、「主であり、救い主であるイエス・キリストの恵みと知識において成長し」(18節)「神のご性質にあずかる者となる」(1:4)ことです。それが死を前にしたペテロがどうしても次の世代に伝えたかったことです。

◇クイズ

2:15で民を悪の道へと誘惑した人物として挙げられているのは?1.ロト 2.バラム 3.イゼベル

日々の御言葉 2月26日

日々のみ言葉 2月26日

○今日のタイトル 神のご性質に

○通読箇所 2ペテロ1章

◇今日の聖句

その約束によってあなたがたが、欲望がもたらすこの世の腐敗を免れ、神のご性質にあずかる者となるためです。

◇ひとくち解説

自分の死が迫ったことを知ったペテロが教会に書き送った手紙です。

まずペテロは、クリスチャンが受けた召しと選びが、どれほど栄光に満ちているかを思い出させます。それは「神のご性質にあずかる者」となるという約束への招きです(4節)。それを可能にしたのは、「私たちの神であり救い主であるイエス・キリストの義」(1節)による罪のきよめでした。(1節は、新約聖書中最も明確にイエスの神性をあらわしています)

私たちはこの破格の招きに応答する責任を負っています。ペテロは信仰から始まる7つの性質(徳・知識・自制・忍耐・敬虔・兄弟愛・愛)を挙げます、それらを完成するのは愛です。神のご性質にあずかるとは、神の愛を帯びる者となるということです。11節ではもう一度「主であり救い主であるイエス・キリスト」と繰り返し、この恵みを与えてくださるお方を指し示します。

章の後半では手紙の目的が記されます。キリストの復活と再臨を信じない偽教師に惑わされることなく、自分が去った後もこの福音を間違いなく伝えてほしいというのがペテロの願いでした。なぜならそれこそが、私たちに約束された栄光の根拠だからです。

◇クイズ

1:19では、旧約聖書の「預言のみことば」が何に例えられていますか?1.明けの明星 2.朝日 3.ともしび

日々の御言葉 2月25日

日々のみ言葉 2月25日

○今日のタイトル 謙遜を身に着け

○通読箇所 1ペテロ5章

◇今日の聖句

みな互いに謙遜を身に着けなさい。「神は高ぶる者には敵対し、へりくだった者には恵みを与えられる」のです。

◇ひとくち解説

迫害と苦難の中にある教会に対して、「生ける希望」を示してきたペテロは、この手紙を閉じるにあたり、「みな互いに謙遜を身に着けなさい。」(5:5)と勧めます。

聖書の言う謙遜とは、神に自分を明け渡すことです。「神の力強い御手の下にへりくだりなさい。」(5:6)…<力強い御手>という表現は、出エジプトの物語と関連して用いられます。(出13:3-14、32:11、4:34など)主が荒野の旅の中で民に求められたのは、主を信頼して委ねることでした。

だから、7節で「思い煩いを、いっさい神にゆだねなさい」と続くのです。思い煩いは謙遜(明け渡し)の欠如から生まれるからです。

もし私たちが謙遜であるなら、吼えたける獅子のような悪魔の攻撃も恐れる必要はありません。

謙遜に留まることは、堅く信仰に立つこと(9節)です。言葉を換えれば、神が、キリストにあって永遠の栄光の中に招き入れてくださった恵みの中にしっかりと立つ(10、12節)ということです。

それがこの手紙が示す「生ける希望」なのです。

◇クイズ

5:12によると、ペテロの手紙を諸教会に伝えたのは誰?1.マルコ 2.シルワノ 3.テルティオ

日々の御言葉 2月24日

日々のみ言葉 2月24日

○今日のタイトル 苦難にあずかれば

○通読箇所 1ペテロ1章

◇今日の聖句

キリストの苦難にあずかればあずかるほど、いっそう喜びなさい。キリストの栄光が現れるときにも、歓喜にあふれて喜ぶためです。

◇ひとくち解説

「生ける望み」(1:3)はキリストのうちにあります。キリストの苦しみに与ることは、キリストと共に復活のいのちに生きることへとつながるのです。バプテスマは、そのことを象徴的に著しています。(3:20-22)だからペテロは言います「キリストの苦難にあずかればあずかるほど、いっそう喜びなさい。キリストの栄光が現れるときにも、歓喜にあふれて喜ぶためです。」(4:13)

十字架を負ってイエスの後に従う道こそ、「地上での残された時を」(4:2)「万物の終わり」(4:7)にむかって、キリスト者が歩むことのできる最も確かな道です。死に至るまで従順であられたキリストの上に、絶えず聖霊がとどまっておられたように、苦難の道を歩むときには「栄光の御霊、すなわち神の御霊が、あなたがたの上にとどまってくださる」(4:14)のです。

ご自分の受難予告を否定したペテロに対して、イエスは「下がれ、サタン」と叱責され、続けて言われました。「だれでもわたしについて来たいと思うなら、自分を捨て、自分の十字架を負って、わたしに従って来なさい。」(マタイ16:21-24)

◇クイズ

3:20で「水を通った」人として挙げられているのは?1.モーセ 2.ヨシュア 3.ノア