日々のみ言葉 7月3日
○今日のタイトル 御名によって
○通読箇所 詩篇117-118篇
◇今日の聖句
祝福あれ主の御名によって来られる方に。私たちは主の家からあなたがたを祝福する。
◇ひとくち解説
118篇は神殿礼拝での賛美の声「主の恵みはとこしえまで」から始まります。
5節からは公同の礼拝の中での<個人の証>になり、主に信頼することの幸いが歌われます。「取り囲んだ」「断ち切る」が4回繰り返され、度重なる苦難と救いが強調されます。14節では出エジプトの「海の歌」(出15:2)が引用されていますが、あの時の民としての救いは、日々、個人の生活のただ中にも起こっているのです。
19節からは、再び個人の歌から民の歌へと変化していきます。民は救いを求めて声を上げます。「ああ主よどうか救ってください。(=ホサナ)」「祝福あれ主の御名によって来られる方に。」(26節)と。
イエスは「家を建てる者たちが捨てた石それが要の石となった」(22節)という一節が、ご自分の受難と復活を指していることを暗示されました。またこう予告されました。「今から後、『祝福あれ、主の御名によって来られる方に』とおまえたちが言う時が来るまで、決しておまえたちがわたしを見ることはない。」(マタイ23:39)
家造りが捨てた石(受難のメシア)を
主の御名を帯びたお方として迎える時、ついにイスラエルは御名によって主なるキリストと出会います。そのとき、キリストが<要の石>となって、他国人とイスラエルが「ともに築き上げられ、御霊によって神の御住まいとなるのです。」(エペソ2:22)
◇クイズ
12節では、取り囲む敵を何に例えていますか? 1.蜂 2.いなご 3.砂嵐