日々のみ言葉 8月3日
○今日のタイトル ほめたたえます
○通読箇所 詩篇145-146
◇今日の聖句
私の口が主の誉れを語り すべて肉なる者が 聖なる御名を世々限りなくほめたたえますように。
◇ひとくち解説
145篇は「ダビデの」という表題をもつ最後の詩篇であり、詩篇全体の最後を飾る6つの賛歌の最初でもあります。また、賛歌という表題をもつ唯一の詩篇です。
前半で使われる動詞…「あがめ」「ほめたたえ」(1節)「賛美し」(2節)「ほめ歌い」(4節)「告げ知らせ」(4節)「語り伝え」(5節)「告げ」「語り」(6節)「語り」「歌い」(7節)「感謝し」(10節)は、すべて異なる単語が用いられ、「測り知ることもできない」主の偉大さを表現しています。主のいつくしみと義が無限であるからこそ、賛美は世々限りなく続くのです。「私」の賛歌として始まった歌は、6節からは複数形になり、9節には「造られたすべてのもの」へと広がっていきます。
11-13節がこの詩篇の中心です。永遠に主が統治される御国の輝かしい栄光が歌われます。
前半では主を「あなた」と二人称で主に呼びかけましたが、後半は「主は」と聞き手に訴え、9節の「すべてのもの」が何を含むのかが説明されています。「倒れる者」「かがんでいる者」「主を呼び求める者」「主を恐れる者」「主を愛する者」です。
最後にそれこそが「私」であり「すべて肉なる者」であることが示され、最初の節で使った同じ語「御名をほめたたえる」で結びます。
主の祈りの冒頭は、この詩篇を美しく要約しています。「御名が聖なるものとされますように。御国が来ますように。」(マタイ6:9)
◇クイズ
今日はお休み