日々の御言葉

聖イエス会福音教会の牧師室から聖書のみ言葉をおおくりします。聖書は主に新改訳2017を使用しています。

日々の御言葉 7月19日

日々のみ言葉 7月19日

○今日のタイトル たましいの錨

○通読箇所 ヘブル6章

◇今日の聖句

私たちが持っているこの希望は、安全で確かな、たましいの錨のようなものであり、また幕の内側にまで入って行くものです。

◇ひとくち解説

5章の<旧約大祭司とイエスの比較>の記事を一旦中断するかたちで、6章は読者への奨励のことばになっています。ここでは「初歩の教え」から「成熟」(完成)へと、後戻りせずに進み続けるよう勧められています。

「基礎的なこと」とは…

1.回心…死んだ行い(律法による自己義認)ではなく、信仰によって体験した救い

2.洗い…按手による水と霊によるバプテスマを受け、きよめられ新たにされたこと

3.復活…将来への確かな希望

これらのことにおいてキリストは私たちの「導き手」となってくださいました。「完成者」であるキリストに希望を置き、「最後まで」(11節)仕え、忍耐をもって約束のものを受け継ぐようにと著者は強調します。

13節からはその例として、アブラハムを挙げています。アブラハムにとっても、わたしたちにとっても、約束と誓は、人間からではなく、神の側から一方的に与えられたものでした。だからこそ、この希望は「たましいの錨」となり得るのです。

私たちの希望の一切は、とこしえの大祭司であるイエスのみにあります。イエスという港に、錨を下ろす人は幸いです。

◇クイズ

アブラハムが約束の子イサクの誕生を見たのは、彼が何歳のときでしたか?(創21:5)1.75歳 2.99歳 3.100歳