日々のみ言葉 7月19日
○今日のタイトル たましいの錨
○通読箇所 ヘブル6章
◇今日の聖句
私たちが持っているこの希望は、安全で確かな、たましいの錨のようなものであり、また幕の内側にまで入って行くものです。
◇ひとくち解説
5章の<旧約大祭司とイエスの比較>の記事を一旦中断するかたちで、6章は読者への奨励のことばになっています。ここでは「初歩の教え」から「成熟」(完成)へと、後戻りせずに進み続けるよう勧められています。
「基礎的なこと」とは…
1.回心…死んだ行い(律法による自己義認)ではなく、信仰によって体験した救い
2.洗い…按手による水と霊によるバプテスマを受け、きよめられ新たにされたこと
3.復活…将来への確かな希望
これらのことにおいてキリストは私たちの「導き手」となってくださいました。「完成者」であるキリストに希望を置き、「最後まで」(11節)仕え、忍耐をもって約束のものを受け継ぐようにと著者は強調します。
13節からはその例として、アブラハムを挙げています。アブラハムにとっても、わたしたちにとっても、約束と誓は、人間からではなく、神の側から一方的に与えられたものでした。だからこそ、この希望は「たましいの錨」となり得るのです。
私たちの希望の一切は、とこしえの大祭司であるイエスのみにあります。イエスという港に、錨を下ろす人は幸いです。
◇クイズ
アブラハムが約束の子イサクの誕生を見たのは、彼が何歳のときでしたか?(創21:5)1.75歳 2.99歳 3.100歳