日々のみ言葉 7月24日
○今日のタイトル 信仰は
○通読箇所 ヘブル11章
◇今日の聖句
信仰は、望んでいることを保証し、目に見えないものを確信させるものです。
◇ひとくち解説
著者は様々な点で、イエスがいかにすぐれたお方であるかを示してきました。8-10章ではその最高潮として、イエスの捧げられた犠牲の完全さが示され「キリストは聖なるものとされる人々を、一つのささげ物によって永遠に完成された」(10:14)と宣言します。
11章から最後までは、そのキリストに従うことの素晴らしさが示されます。旧約の先輩たちは、まだキリストの到来を見ていないのに、「もっとすぐれたもの」(40節=とこしえの大祭司であるキリスト・またキリストが設計し、建設される天の都)を信じ、信仰の道を駆け抜けました。
「信仰は、望んでいることを保証し、目に見えないものを確信させるものです。」聖書の言う信仰とは、私たちの願望や想像ではありません。やみくもに一か八かで歩むことでもありません。神が約束してくださったものを確信をもって見つつ、キリストが命をかけて開いてくださった「新しい生ける道」(10:30)を歩むことです。旧約聖書のギリシャ語訳(七十人訳)は、「神と共に歩む」というヘブライ語を、「神をよろこばせる」と訳しました。それを踏まえて著者は「信仰がなければ、神に喜ばれることはできません。」(6節)と言います。信仰とは、イエスと共に、自分の前に置かれた喜びのために、辱めをものともせずに歩むことなのです。
◇クイズ
11章で挙げられている旧約の信仰者のうち、異邦人で遊女だったのは誰?1.ハガル 2.ラハブ 3.ルツ