日々の御言葉

聖イエス会福音教会の牧師室から聖書のみ言葉をおおくりします。聖書は主に新改訳2017を使用しています。

日々の御言葉 9月28日

日々のみ言葉 9月28日

○今日のタイトル 獣

○通読箇所 黙示録13章

◇今日の聖句

ここに、聖徒たちの忍耐と信仰が必要である。

◇ひとくち解説

12章から、教会が直面する戦いの<最奥>にあるものが見せられます。

12章で現れた竜<サタン>の代理者として13章では二匹の獣が登場します。それは地上に現れる傲慢な勢力・人物をあらわすと思われます。ダニエル書7章でも、人の子のような方が来られる前に傲慢な獣が現れることが予告されています。その存在はあらゆる点で、神に反逆する立場を取ります。

□神の三位一体(神・子羊・聖霊)⇔サタンの三態(竜・獣・別の獣)

□屠られた子羊が立っている⇔致命的な傷が治った獣が立っている

□生ける神の御名の印⇔獣の印

この獣の登場で、世界は子羊のいのちの書にその名が書き記されている者と、そうでない者に二分され、獣の印を受けていない聖徒たちの上には厳しい迫害が及ぶことになります。あらゆる抑圧の中で告げられます。「耳のある者は聞きなさい。…ここに、聖徒たちの忍耐と信仰が必要である。」(10節)と。

獣の刻印を手あるいは額に受けさせたという表現は、申命記6:8を思い起こさせます。かつてイスラエルの民が額や手に置いたのは「あなたは心を尽くし、いのちを尽くし、力を尽くして、あなたの神、主を愛しなさい」(申6:5)というみ言葉でした。主を愛する者たちは「幸せになり、…良い地を所有することができる。」(同6:18)という希望を抱くことができるのです。

◇クイズ

13:2で、この獣の足は何の足のようだと言っていますか? 1.獅子 2.豹 3.熊