日々のみ言葉 9月26日
○今日のタイトル 二人の証人
○通読箇所 黙示録11章
◇今日の聖句
彼らは、地を治める主の御前に立っている二本のオリーブの木、また二つの燭台である。
◇ひとくち解説
7章と同様に、11章も挿入された幻です。しかし「それはあなたの腹には苦いが、あなたの口には蜜のように甘い。」(10:9)と予告されているように、栄光の将来だけではなく、教会が受ける激しい苦難をも含んでいます。
ここに登場する神殿と二人の証人は、文字通りエルサレム神殿と実在の人物とする解釈もあります。しかし、「そこで礼拝している人々を測りなさい。」(1節)「彼らは、…二本のオリーブの木、また二つの燭台である。」(4節)という表現は、王とされ祭司とされた教会を表しているように思われます。
教会は、御言葉を語る使命を力強く果たしますが(6節)、<獣>によって殺されます。その死は主の十字架を思い起こさせるものでした(8節)。また、「いのちの息が神から出て二人のうちに入り」彼らは復活します。こうして、いかなる災いにも「悔い改めなかった(9:21)」人々が、その姿を見て、「天の神に栄光を帰し」ます。(13節)
その後、第七のラッパは「預言者たちと聖徒たち、御名を恐れる者たち、小さい者にも大きい者にも報いが与えられる時」を告げ知らせるのです。(18節)
地上にある教会の使命は、裁きを宣告することではなく、屠られた子羊の十字架と復活に一致し、愛とあわれみを表すことなのです。
◇クイズ
11章の最後に神殿の中に見えたのは何? 1.祭壇 2.神の御座 3.契約の箱