日々の御言葉

聖イエス会福音教会の牧師室から聖書のみ言葉をおおくりします。聖書は主に新改訳2017を使用しています。

日々の御言葉 9月25日

日々のみ言葉 9月25日

○今日のタイトル 小さな巻物

○通読箇所 黙示録10章

◇今日の聖句

私はその小さな巻物を御使いの手から受け取って食べた。口には蜜のように甘かったが、それを食べてしまうと、私の腹は苦くなった。

◇ひとくち解説

ちょうど第6の封印と第7の封印の間に別の幻が挿入されたように(第7章)、10章から11章前半は、第6のラッパと第7のラッパにはさまれた間奏曲のようになっています。6つのラッパによって、数々の災いが人類に下されます。しかし9章は「彼らは、…悔い改めなかった。」(9:21)という言葉で終わります。それならもはや、語り続けることは無意味なのでしょうか?

10章で挿入される幻は、封印が解かれ開かれた巻物でした。右足を海の上、左足を地の上に置く、巨大で強い御使いが持つと、その巻物はあまりにも小さく見えました。たとえそれが小さくあろうとも、「神の奥義は、神がご自分のしもべである預言者たちに告げたとおりに実現する。」(7節)と告げられます。主にうながされて、ヨハネはその小さな巻物を受け取りに行きます。み使いはヨハネに言います。「それを取って食べてしまいなさい。それはあなたの腹には苦いが、あなたの口には蜜のように甘い。」腹が苦しくなるような災いの予告ですが、しかしそれは神のみことばである以上、口には甘く、そして、患難もまた歓喜のゴールへとつながるものなのです。

あまりにもかたくなな世ですが、しかし、福音を語ることをあきらめてはなりません。声が響きます。「あなたはもう一度、…預言しなければならない。」(11節)

◇クイズ

10:1で御使いの足は何のようだと言っていますか? 1.雲の柱 2.火の柱 3.青銅の柱