日々の御言葉

聖イエス会福音教会の牧師室から聖書のみ言葉をおおくりします。聖書は主に新改訳2017を使用しています。

日々の御言葉 9月22日

日々のみ言葉 9月22日

○今日のタイトル 生ける神の印

○通読箇所 黙示録7章

◇今日の聖句

また私は、もう一人の御使いが、日の昇る方から、生ける神の印を持って上って来るのを見た。

◇ひとくち解説

「だれがそれ(神の御怒り)に耐えられよう。」(6:17)という前章最後の疑問への回答として、間奏曲のように第7章が挿入されます。大患難にも勝利を取ることができるのは、その額に生ける神の印を押された者たちです。その印には「子羊の名と、子羊の父の名」(14:1)が刻まれています。その印を受けた人々は、出エジプトの際に、隊列を組んで荒野の地を行軍したイスラエルの民のように氏族ごとに数えられます。(民数記1章)

「その後、私は見た」(9節)…5章で「ユダの獅子」のことを聞いて、「屠られた子羊」が立っているのを見たように、ここでも14万4千人のことを聞いた後、驚きの光景を見ます。「すべての国民、部族、民族、言語から、だれも数えきれないほどの大勢の群衆が御座の前と子羊の前に立ち、白い衣を身にまとい」主を賛美していたのです。救いはイスラエルだけでなく、全ての民に及びます。14万4千だけでなく、無数の人々です。これらの人たちは、証のことばのゆえに「死に至るまでも自分のいのちを惜しま」ず(12:11)、患難を耐え、子羊の血で清められた人々です。

かつての出エジプトの行軍のように、武力によってではなく、屠られた子羊が愛によって彼らを牧し、いのちの水の泉に導かれます。15-17節は21章の新しいエルサレムの光景を先取りしています。これは、6章の「いつまで」という聖徒たちの叫びに対する、慰めと希望の回答にもなっています。

◇クイズ

9節で白い衣をまとった人たちは何を手に持っていますか? 1.印 2.なつめ椰子の枝 3.王笏