日々のみ言葉 9月20日
○今日のタイトル 屠られた子羊
○通読箇所 黙示録5章
◇今日の聖句
また私は、御座と四つの生き物の真ん中、長老たちの真ん中に、屠られた姿で子羊が立っているのを見た。
◇ひとくち解説
ヨハネは、七つの封印で閉じられた巻物を見ます。しかし、その封印を解くことができる者は誰もありません。ヨハネが激しく泣いていると、その巻物を開くのにふさわしい聖なるお方が紹介されます。このお方の存在こそ、すべての涙をぬぐってくださいます。
まずこのお方は、勝利をとった「ユダ族から出た獅子、ダビデの根」と紹介されます。キリストは<ダビデの子>でありながら、ダビデが主と呼ぶお方でもあります(マルコ12:35-)。王なる獅子として「わたしはすでに世に勝ちました。」(ヨハネ16:33)と宣言されるお方です。
しかし次の節で、このお方は全く正反対と思われる姿で立っておられます。屠られたのに生きている子羊の姿です。キリストは十字架の上で、私たちの罪をその身に負い、その打ち傷のゆえに私たちを癒してくださいました。(1ペテロ2:24)
屠られた子羊を前に「新しい歌」が響きます(9節〜)。天上のもの地上のものすべての舌が、屠られた子羊、キリストの贖いを賛美します。「御座に着いておられる方と子羊」は、同じ賛美を受けるにふさわしいのです。「イエス・キリストは主」(ピリピ2:11)だからです。「開かれた門」(4:1)のうちに、いつもこのお方を見続けることができますように。
◇クイズ
6節によると屠られた子羊は七つの角と七つの何を持っていましたか? 1.足 2.目 3.尾