日々のみ言葉 12月4日
○今日のタイトル 捕らわれ人には
○通読箇所 ルカ4章
◇今日の聖句
日が沈むと、様々な病で弱っている者をかかえている人たちがみな、病人たちをみもとに連れて来た。イエスは一人ひとりに手を置いて癒やされた。
◇ひとくち解説
ナザレの会堂でイエスの福音宣教は開始されます。「貧しい人に良い知らせを伝えるため、主はわたしに油を注ぎ、わたしを遣わされた。捕らわれ人には解放を、…」(4:18)との預言通り、ガリラヤ地方を巡り歩かれます。
イエスは人々を悪霊や病から解放される時、神に嘆願して祈られたのではありません。自らのことばとして悪霊に命じ、熱病を??りつけられました。そのことばには神の子としての権威がありました。人々は「このことばは何なのだろうか」と、イエスのことばに権威があることに驚きました。
悪霊たちはイエスの正体を知って「あなたこそ神の子です」と叫びました。
しかし、イエスを拒絶したナザレ村の人々も、イエスの能力に熱狂したカペナウムの人々も、イエスの御本質を本当には知りません。
イエスが来られたのは、肉体的な解放を与えるためだけではなく、「神の国の福音を宣べ伝え」るためです。そのために次章で弟子たちを召し出されます。
ところで、「神の国を宣べ伝え」ることは、『使徒の働き』の最初1:3と最後28:31に置かれる重要主題です。ルカは、イエスの宣教が、そのまま使徒たちの宣教へと受け継がれたことを強調しているのです。
◇クイズ
今日はお休み