日々のみ言葉 10月13日
○今日のタイトル 柔和な者たちよ
○通読箇所 ゼパニア2章
◇今日の聖句
すべてこの国の、主のさばきを行う柔和な者たちよ、主を尋ね求めよ。義を尋ね求めよ。柔和さを尋ね求めよ。
◇ひとくち解説
「主のねたみの火で、全土は焼き払われる。」(1:18)という衝撃的な裁きの宣告を受けて、預言者は民に訴えます。「柔和な者たちよ、主を尋ね求めよ。義を尋ね求めよ。」（2:3）と。柔和な者とは神の意志を完全に受け入れる者を意味します。「そうすれば」と訳されている語は「もしかしたら」という意味です。この語は神の一方的な権威とあわれみを表す重要句としてしばしば用いられます（出32:30、アモス5:15）。赦しは軽々に期待するものではなく、神の人知を超えたあわれみがあって初めて可能なのです。
4節からは諸国の民への裁きが予告されます。15節のアッシリアの言葉「私だけは特別だ」は、イザヤ書で繰り返される「わたしが主である。ほかにはいない」（イザヤ45:6）という主の宣言に立ち向かうものです。主はこのような傲慢を打ち砕かれます。
諸国の民に下されるこれらの深刻な裁きは、決して破壊することが目的ではありません。「人々はそれぞれ、自分のところで主を礼拝する。」（11節）とあるように、これらのことを通して、「天にあるものも地にあるものも、一切のものが、キリストにあって、一つに集められ」（エペソ1:10）、「イエスの名によって、…すべての舌が「イエス・キリストは主です」と告白して、父なる神に栄光を帰するためです。」（ピリピ2:10-11）
◇クイズ
2:14でアッシリアの廃墟の柱頭をねぐらとするのはフクロウと何？１．ジャッカル ２．だちょう ３．針ねずみ
