日々の御言葉

聖イエス会福音教会の牧師室から聖書のみ言葉をおおくりします。聖書は主に新改訳2017を使用しています。

日々の御言葉 10月30日

日々のみ言葉 10月30日

○今日のタイトル いのちの光

○通読箇所 ヨハネ8章

◇今日の聖句

「わたしは世の光です。わたしに従う者は、決して闇の中を歩むことがなく、いのちの光を持ちます。」

◇ひとくち解説

7章38節の宣言が、言葉を変えて8章12節で再び語られます。「わたしを信じる」ということは「わたしに従う」ということであり、「心の奥底から、生ける水の川が流れ出る」ということは、「いのちの光を持つ」ということです。12節以降の対話の最初と最後に「あなたはだれなのですか。」(25節)「あなたは、自分を何者だと言うのか。」(53節)という質問がありますが、この部分全体が<どう信じるべきか>という答えになっています。

その柱となるのが、三度にわたる「わたしはある」との宣言です(24,28,58節)。燃える柴からモーセに名乗られた神名に起源をもち、イザヤ書に繰り返し現れる神の自己宣言です。

エスは言われます。「あなたがたが人の子を上げたとき、そのとき、わたしが『わたしはある』であること…を、あなたがたは知る」(28節)なぜ華々しい奇跡を行われたときではなく、十字架の死において、イエスが「わたしはある」であることを知るのでしょうか?それは、キリストが神の御姿であられるのに、私たちが受けるべき「自分の罪の中で死ぬ」(24節)という呪いを肩代わりするために、ご自分を空しくし、いのちを捧げられたからです。御自分を極限まで空しくされたからこそ、十字架の御子の内に「わたしはある」という御父の栄光が、何の妨げもなしに透けて見えるのです。それが「いのちの光」なのです。

◇クイズ

8:7でイエスは何を使って地面に書かれましたか?1.棒 2.指 3.石