日々のみ言葉 11月16日
○今日のタイトル 契約を損なった
○通読箇所 マラキ2章
◇今日の聖句
しかし、あなたがたは道から外れ、多くの者を教えによってつまずかせ、レビとの契約を損なった。
◇ひとくち解説
1章の後半から2章の前半では、『どのようにして、私たちがあなたを汚しましたか』と言いはる祭司たちの堕落が指摘されます。民が主の祭壇に捧げたのは、汚れたパンや傷のある動物ばかりでした。つまり、余ったもの、要らないものを主に捧げていたのです。本来、捧げ物が主の御心にかなうかどうかを吟味し、判断するのが祭司の役割でした。しかし、祭司たちは、それらの捧げ物を平気で受け入れ、主と民の契約に傷をつけたのです。それは、もしかしたら、民の貧しさを知っていた祭司たちが、仕方あるまいと親切で行ったことだったのかもしれません。しかし、その祭司の言動を通して、神を軽んじ、捧げ物を軽んじる風潮をもたらしてしまったのです。祭司は、民に楽をさせることではなく、制限のある中で、どのように主に仕えるかを教えるべきでした。
主イエスは、ナルドの香油を捧げた人を「彼女は、自分にできることをしたのです。」(マルコ14:8)と称賛されました。主が「どのように、…愛してくださった」のか(1:2)を本当に知った人だけが、主をどのように愛し、仕えるかを知ることができるでしょう。
◇クイズ
2:7では祭司は何と呼ばれていますか?1.主の使い 2.主のしもべ 3.主の口