日々のみ言葉 4月3日
○今日のタイトル 命じられたとおり
○通読箇所 出エジプト39-40章
◇今日の聖句
モーセがすべての仕事を見ると、彼らは、見よ、主が命じられたとおりに行っていた。そこでモーセは彼らを祝福した。
◇ひとくち解説
39:1-31には祭司装束の完成が記されます。その間、「主がモーセに命じられたとおり」と7回繰り返されます。(1,5,7,21,26,29,31節)
幕屋設営と聖別の主のご命令をはさんで、今度は、17-32節に幕屋設営の記事が記されます。こちらも7回「主がモーセに命じられたとおり」と繰り返されます。(19,21,23,25,27,29,32節)これは、天地創造の七日を想起させます。すべてが主のご命令の通りに創造されたことと重ねられています。
また、<7回の従順>の真ん中の、「モーセがすべての仕事を見ると、彼らは、見よ、主が命じられたとおりに行っていた。そこでモーセは彼らを祝福した。」(39:43)という言い回しも、天地創造の最後にある、「神はご自分が造ったすべてのものを見られた。見よ、それは非常に良かった。」(創世記1:31)という表現と重なります。
幕屋は、神が人と共に住まわれるエデンの園を象徴しているのです。それは人の願いである前に、「わたしはある」と名乗られる神の切望です。また「必ず顧みる」という約束の見えるしるしです。(3:14、16)
幕屋完成は一年の最初の日(第一の月の一日)です。ここから、人類をエデンの園に連れ帰る新たな旅が始まって行きます。
その長い旅路のゴールを、ヨハネは見ます。「見よ、神の幕屋が人々とともにある。神は人々とともに住み、人々は神の民となる。神ご自身が彼らの神として、ともにおられる。」(黙示録21:3)その到来を望みつつ、私たちは今日も祈ります。「御国が来ますように。みこころが天で行われるように、地でも行われますように。」(マタイ6:10)
◇クイズ
40:34で、完成した幕屋に、主の栄光は何をもってあらわれましたか? 1.雲 2.火 3.風