日々の御言葉

聖イエス会福音教会の牧師室から聖書のみ言葉をおおくりします。聖書は主に新改訳2017を使用しています。

日々の御言葉 3月7日

日々のみ言葉 3月7日

○今日のタイトル 主の救い

○通読箇所 出エジプト13-14章

◇今日の聖句

恐れてはならない。しっかり立って、今日あなたがたのために行われる主の救いを見なさい。

◇ひとくち解説

13章では、長子を「わたしのために聖別せよ」と主は命じられます(13:2)。<聖別する>とは、神に明け渡すことによって他と区別する行為で(創2:3)、12節では「主のものとして献げる」と言い換えられています。そのようにする理由は、「イスラエルは…わたしの長子である」と言われる(4:22)、主の変わることのない愛を、代々に渡って覚えるためです。

葦の海において、主はご自分の栄光を現されます。エジプトが誇る戦車軍団は、彼らの栄光ではなく、主の栄光を現す手段となるのです。エジプト人も、イスラエル人も同様に「いったい何ということをしたのか」(14:5、11)と言っているのは滑稽です。人類に共通する愚かさを露呈しています。

イスラエルの子らは大いに恐れて」(10節)…彼らが恐れたのはファラオの全軍勢であり、海の波でした。しかし、本当に恐れるべきは、主のみ力です。モーセの声が響きます。「恐れてはならない。しっかり立って、今日あなたがたのために行われる主の救いを見なさい。」主は、海の水を分け、水は壁のようになりました。イスラエルの子らは海の真ん中の乾いた地面を歩いて行きました。主自らが彼らの後ろに立ち、しんがりとなって守られました。こうして民は、「主を恐れ、主とそのしもべモーセを信じた」のです。

「朝の見張りのころ」主は見下ろし、救われました(24節)。「見よイスラエルを守る方はまどろむこともなく眠ることもない。」(詩篇121:4)

◇クイズ

家畜のうち、初子がいけにえとして捧げられず贖われた(買い戻された)のは?(13:13) 1.ろば 2.鳩 3.山羊