日々の御言葉

聖イエス会福音教会の牧師室から聖書のみ言葉をおおくりします。聖書は主に新改訳2017を使用しています。

日々の御言葉 3月4日

日々のみ言葉 3月4日

○今日のタイトル 主であることを

○通読箇所 出エジプト7-8章

◇今日の聖句

わたしが手をエジプトの上に伸ばし、イスラエルの子らを彼らのただ中から導き出すとき、エジプトは、わたしが主であることを知る。

◇ひとくち解説

いよいよモーセとアロンは、ファラオのもとに行き、主に命じられたとおりに語り、行います。7-8章には10の災いのうち、最初の4つが記されています。エジプトの民の上に災いが降ったのは、ファラオが心を頑なにしたからでした。本書後半では、イスラエルの民も同様に心を頑なにします。

この災いの目的は「わたしが主であることを知る」ことだと主は言われます。この目的も、エジプト人イスラエル人、両方に対するものです。

10の災いがナイル川から始まったのは興味深いことです。ナイル川から引き上げられたモーセによって救いがもたらされるのと対照的に、ナイル川が血に変わり、そこから蛙が陸に上がり災いと死の陰を投げかけます。

エジプトの呪法師たちは最初の2つの災いをかろうじて真似ることはできました。しかし水を清めることはできませんでした。3つ目にいたって、真似さえできず「神の指です」と認めざるを得ませんでした。

この間、主が一貫してイスラエルを「わたしの民」と呼ばれることに心を動かされます。現状はファラオ所有の奴隷状態でしたが、主は「わたしの民」と呼ばれるのです。それはイスラエルの能力や豊かさによるのではありません。変わることのない愛にもとづく、契約のゆえなのです。

◇クイズ

4つ目の災いは何によるものでしたか?1.アブ 2.蜂 3.いなご