日々のみ言葉 5月1日
○今日のタイトル 主の例祭
○通読箇所 レビ記23章
◇今日の聖句
あなたがたが聖なる会合として召集する主の例祭、すなわちわたしの例祭は次のとおりである。
◇ひとくち解説
レビ記は主に捧げるべき5種類のささげ物についての記述から始まりました。ささげ物の規定では、自分の持っている物から主に捧げることによって、主との関係を確認し保ちました。
レビ記23-25章には、7種類の祭りを中心に＜時の聖別＞について書かれています。ここでは、時間を主に捧げることによって、自分たちが＜神の時＞の中に生きていることを自覚させるのです。有限な人生において時間は貴重です。地上で与えられた時間が、いのちそのものと言ってもよいでしょう。その時間＝いのちを、主の定められた法則の中に置き、主のために使うことで、自分自身を主に連なるものとして聖別するのです。
「あなたがたが聖なる会合として召集する主の例祭」…会合と訳されている言葉は、「出会う」という語から派生しており、神との出会いの時を意味します。例祭と訳されている語は「呼ぶ」からきており、呼び集められた者たちの集いを意味します。7つの祭りには、週ごとの安息日・春の3つの祭り・秋の3つの祭りが含まれ、主が与えてくださった救いや恵み、贖いを、周期的に共に思い起こし感謝と喜びを捧げます。自分の都合で働きたいだけ働くというのではなく、全員が主のリズムの中で規則的に生きることで、イスラエルの民は周辺の国々と自分たちを区別し、主の民として生きることが求められたのでした。
「主よ私はあなたに信頼します。私は告白します。『あなたこそ私の神です』私の時は御手の中にあります。」（詩篇31:14-15）
◇クイズ
23:40で「主の前で喜び楽しむ」と定められているのはどの祭り？１．仮庵の祭り ２．種なしパンの祭り ３．初穂の祭り
