日々の御言葉

聖イエス会福音教会の牧師室から聖書のみ言葉をおおくりします。聖書は主に新改訳2017を使用しています。

日々の御言葉 4月1日

日々のみ言葉 4月1日

○今日のタイトル 幕屋建設準備

○通読箇所 出エジプト35-36章

◇今日の聖句

イスラエルの子らは男も女もみな、主がモーセを通して行うように命じられたすべての仕事のために、心から進んで献げたのであり、それを進んで献げるものとして主に持って来た。

◇ひとくち解説

35-39章は、25-31章に支持されていた幕屋の建設の実行の記事です。

35-36章だけで「仕事」という語が、19回も使用されているのは興味深いことです。この語が聖書で最初に登場するのは創世記2:2で、神の天地創造のわざを指す言葉として用いられています。同じルーツを持つ語として<御使い・天使>があります。

そのことを思い起こさせるように、幕屋建設準備の記事は「六日間は仕事をする。しかし、七日目は、 あなたがたにとって主の聖なる全き安息である」と始まるのです。主が住まわれる幕屋はエデンの園の模型であり、幕屋を建設することは、神の天地創造のわざへの招きなのです。同時に、有限の人間にとって、時間を聖別することは、いのちを聖別することであり、主への愛の証でした。

それに続いて、主への奉納物・心に知恵のある者の奉仕が呼びかけられます。21-29節では、「心を動かされた者、霊に促しを受けた者」という表現が繰り返され、民が心から進んで献げたことが強調されています。

「あなたがたも、このキリストにあって、ともに築き上げられ、御霊によって神の御住まいとなるのです。」(エペソ2:22)神の御住まい建設のために、自らの「仕事」を、「神の霊を満たされ」(35:31)つつ成し遂げたいものです。

◇クイズ

主の知恵に満たされ建設を指導した2人のうち、オホリアブは何族出身? 1.ユダ族 2.ダン族 3.エフライム族