日々のみ言葉 4月4日
○今日のタイトル 全焼のささげ物
○通読箇所 レビ1-2章
◇今日の聖句
そのささげ物が牛の全焼のささげ物である場合には、傷のない雄を献げなければならない。
◇ひとくち解説
レビ記1〜7章は、ささげ物についての教えです。ささげ物には5つの種類があり、そのうち1章では全焼のささげ物、2章では穀物のささげ物について書かれています。
「ささげ物」を表す語は、「近づく」という動詞に起源があります。神と人間との関係を表現するしるしです。
すべてのささげ物に共通するのは、余った不要なものを神に捧げるのではなく、自分にとってとっておきの、貴重なものを差し出すということです。それは心を尽くし、命を尽くし、力を尽くして主を愛することの表現です。全焼のささげ物は、5つのささげ物の中でも、何も残さずすべてを焼きつくすため、もっとも犠牲の度合いが高い方法でした。かつてアブラハムは、愛する独り子イサクを「全焼のささげ物」として捧げよという主のみことばに従い、そのことが神との不変の契約の証となりました。
後に、預言者を通して主は指摘されました「わたしが喜びとするのは真実の愛。いけにえではない。全焼のささげ物よりむしろ、神を知ることである。」(ホセア6:6)
パウロは勧めます。「あなたがたのからだを、神に喜ばれる、聖なる生きたささげ物として献げなさい。それこそ、あなたがたにふさわしい礼拝です。」(ローマ12:1)
ささげ物の規定を読むときには、主が今、自分に何を求めておられるのかを思いめぐらしたいものです。
◇クイズ
2:2で、小麦粉と共に祭壇に捧げられたのは、油と何? 1.ぶどう酒 2.蜂蜜 3.乳香