日々の御言葉

聖イエス会福音教会の牧師室から聖書のみ言葉をおおくりします。聖書は主に新改訳2017を使用しています。

日々の御言葉 12月12日

日々のみ言葉 12月12日

○今日のタイトル 栄光の王が

○通読箇所 詩篇23-24篇

◇今日の聖句

門よおまえたちの頭を上げよ。永遠の戸よ上がれ。栄光の王が入って来られる。

◇ひとくち解説

24篇は、主の山における神との出会いの歌です。1-2節は、主の天地創造の業を歌う前奏です。主の山にある神殿は、全世界の縮図であり、主の創造の業が今も続いていることの目に見えるしるしです。「それは主のもの」…礼拝とは、主の愛の御手の中に身を委ねることに始まります。

前半(3-5節)は礼拝する者はだれかと呼びかけられます。「手がきよく心の澄んだ人」…創世記20章でアビメレクが自らの潔白を訴え「全き心と汚れのない手」であると言う場面がありますが、それさえも神が与えられた志でした。だれも「聖なる御前に立てる」人はありません。「御顔を慕い求め」「救いの神から義を受ける」のみです。この詩篇を念頭にイエスは教えられました。「心のきよい者は幸いです。その人たちは神を見るからです。」(マタイ5:8)

後半(7-10)は礼拝されるべきお方は誰かと呼びかけられます。都に入城されるのは、冒頭で創造主として賛美されたお方、「栄光の王」、主です。そのお方は同時に、「門の外で苦しみを受け」ご自分の血によって民を聖なるものとされました。そのお方はお一人なのに、門が複数形なのが印象的です。主ご自身が砦となり門となられるゆえに、「都の門は一日中、決して閉じられない。」(黙21:25)のです。

「まことの礼拝者たちが、御霊と真理によって父を礼拝する時が来ます。今がその時です。」(ヨハネ4:23)

◇クイズ

23:4で「私」の慰めとなっているのは?1.むちと杖 2.香油 3.杯