日々のみ言葉 12月14日
○今日のタイトル 待ち望め主を
○通読箇所 詩篇27-28篇
◇今日の聖句
一つのことを私は主に願った。それを私は求めている。私のいのちの日の限り主の家に住むことを。
◇ひとくち解説
27篇は冒頭で、「主は私の光私の救い。だれを私は恐れよう」と歌います。あえてそう歌うのは、今、詩人が闇と恐れの中にあることの裏返しなのかもしれません。
詩人の最高の幸福は、主の家(神の臨在)のうちに留まることです。ですから「主よあなたの御顔を私は慕い求めます」と祈り続けるのです。
「見放さないでください。見捨てないでください」…こう祈りつつ、詩人はそんなことが決して起こらないと知っています。なぜなら主が約束されたからです。「主ご自身があなたに先立って進まれる。主があなたとともにおられる。主はあなたを見放さず、あなたを見捨てない。恐れてはならない。おののいてはならない。」(申命記31:8)と。
「私は信じます。生ける者の地で主の恵みにまみえることを」(13節共同訳)<生ける者の地で>は、4節の<いのちの日の限り>と同様の意味です。主の宮に住むことは、死んでから与えられる恵みではなく、生活のただ中で味わう現実です。「主のいつくしみを見る」の直訳は「主の良きものを見る」です。モーセが主の栄光を見せてくださいと願ったとき、主は「わたしのあらゆる良きものをあなたの前に通らせ、主の名であなたの前に宣言する」と答えられました(出33:19)。
御名によって現わされる主の臨在の内にいのちの日の限りとどまり続けたいものです。
◇クイズ
今日はお休み