日々のみ言葉 12月8日
○今日のタイトル いのちの道
○通読箇所 詩篇15-16篇
◇今日の聖句
あなたは私にいのちの道を知らせてくださいます。
◇ひとくち解説
16篇は、主を自分の全てとする人の賛歌です。「善を行う者はいない。だれ一人いない。」(14:3)…すべての人は罪の下で生きている以上、死の裁きを受けなければなりません。ただ主の愛と憐れみだけが、身を避けることのできる場です。それゆえ歌います。「あなたこそ私の主。私の幸いはあなたのほかにはありません。」と。主の現存こそ、安らかに住まうことのできる「割り当ての地」です。(5-6節)
それから詩人は、自分の体の部分の名を一つ一つ挙げていきます。「内なる思い」(原語では腎臓)、「右」(右手)「心」(心臓)、「身」(肉)…こうして全身全霊に主の臨在がみなぎる幸いを表現します。
ペテロはペンテコステ直後の説教でこの詩篇を引用し(使徒2:25-28)、よみに捨て置かれず、死からよみがえられたキリストについて説明しました。このキリストに連なることで、私達もまた「いのちの道を」歩むことができるのです。(11節)
イエスは今日もその道へと、わたしたちを招かれます。「わたしが道であり、真理であり、いのちなのです。」(ヨハネ14:6)
◇クイズ