日々のみ言葉 8月22日
○今日のタイトル 世の汚れから
○通読箇所 2ペテロ2章
◇今日の聖句
主であり、救い主であるイエス・キリストを知ることによって世の汚れから逃れたのに、再びそれに巻き込まれて打ち負かされるなら、そのような人たちの終わりの状態は、初めの状態よりももっと悪くなります。
◇ひとくち解説
1章でペテロは、「神のご性質にあずかる者となる」(1:4)という究極の約束を示し、「夜が明けて、明けの明星があなたがたの心に昇るまでは、暗い所を照らすともしびとして」みことばに目を留めるように教えました。
しかし現実には教会の中に偽教師が現れ、誤った言葉がまん延していました。彼らは「自由を約束しながら、自分自身は滅びの奴隷となっています。」(19節)キリストにある自由をはき違え、自由なのだからと言って、心が定まらない人たちを肉欲と好色によって誘惑し、再び罪の奴隷となる道へと導いていました。
かつて3度主を否定したペテロは誰よりも、主の愛から離れたときの暗闇を知っていました。それはキリストを知らなかったときの闇よりも、もっと深く、つらいものだということを体験していたのです。だからこそ、そのいのちを代価として差し出して「自分たちを買い取ってくださった主」の救いに身を置き続けるようにと訴えるのです。
私たちは「主であり、救い主であるイエス・キリストを知ることによって世の汚れから逃れた」のですから。
◇クイズ
22節では、再び世の汚れに打ち負かされる人を二つの動物にたとえています。豚と何? 1.はげわし 2.ねずみ 3.犬