日々の御言葉

聖イエス会福音教会の牧師室から聖書のみ言葉をおおくりします。聖書は主に新改訳2017を使用しています。

日々の御言葉 12月7日

日々のみ言葉 12月7日

○今日のタイトル いつまで

○通読箇所 詩篇13-14篇

◇今日の聖句

私はあなたの恵みに拠り頼みます。私の心はあなたの救いを喜びます。

◇ひとくち解説

<いつまでですか>と4回繰り返して始まる13篇は、嘆願の祈りです。詩人は主が自分を「永久にお忘れに」なっておられるように感じます。苦悩の現実よりも、なお一層辛いのは、御顔(神の現存)を見いだすことができないことです。それは彼にとって「死の眠り」です。

この詩人が願うのは、主が「私に目を注」いでくださること。そして、自分の目が「明るく」されること。そのことによって、「友と語るように、顔と顔を合わせて」(出33:11)主と語り合うことです。

「いつまで」という祈りの中で詩人は希望を見いだします。祈りはその人を乗せて神の現存へと運ぶ乗り物なのです。「私はあなたの恵みに拠り頼みます。」…<恵み>と訳されている語は、契約に基づく不変の愛を表す語です。この愛を見いだし、信頼した時、状況がどうあっても、救いを喜び、主に向かって歌うことができます。

いまだかつて神を見た者はありません。父のふところにおられるひとり子の神だけが、神を見えるようにあらわされました。キリストの中に<恵みとまこと>という栄光を見ることができます。(ヨハネ1:14,18)

「いつまで」(黙6:11)という聖徒たちの祈りが、永久に解決される日が来ます。そのときには「子羊が彼らを牧し、いのちの水の泉に導かれる。また、神は彼らの目から涙をことごとくぬぐい取ってくださる。」(黙7:17)彼らは「御顔を仰ぎ見る」(同22:4)

◇クイズ

14:1に「愚か者」とありますが、1サムエル25:25に登場する「愚か者」という意味の名をもつ人は?1.アビガイル 2.マオン 3.ナバル