日々のみ言葉 12月29日
○今日のタイトル 私のようになって
○通読箇所 使徒26章
◇今日の聖句
私が神に願っているのは、あなたばかりでなく今日私の話を聞いておられる方々が、この鎖は別として、みな私のようになってくださることです。
◇ひとくち解説
パウロはアグリッパ王の前での弁論を始めます。それは無罪を主張し、慈悲を乞うためではなく、自分が抱いている＜希望＞について述べるためでした。パウロの願いは、王だけではなく、聞いているすべての人々に、「私のようになって」ほしいということです。
パウロはかつて自分がどんなに深い闇の中にあったかを告白します。激しい怒りに燃えて、イエスの名に対して徹底して反対していました。そんな自分に、主であるイエスの方が「サウロ、サウロ」と名を呼んでくださったのです。主が自分を「天からの光」によって照らしてくださったように、すべての人が心の目を開いて「闇から光に」立ち返るよう宣べ伝える…それがパウロの使命です。
パウロが抱く＜約束の望み＞、すなわち「預言者たちやモーセが後に起こるはずだと語ったこと」…それはキリストご自身なのです。
23節でパウロは「キリストが…この民にも異邦人にも光を宣べ伝える」と結びます。そのとき人々は、パウロとイエスとが一体となって同じ使命に生きていることを目の前にします。
「もはや私が生きているのではなく、キリストが私のうちに生きておられる」（ガラテヤ2:20）
◇クイズ
今日はお休み
