日々のみ言葉 1月29日
○今日のタイトル 聞いて悟る人
○通読箇所 マタイ13章
◇今日の聖句
良い地に蒔かれたものとは、みことばを聞いて悟る人のことです。
◇ひとくち解説
11:25で「あなたはこれらのことを、知恵ある者や賢い者には隠して、幼子たちに現してくださいました。」とイエスが言われた通り、12章以降、イエスに対する態度は次第に分かれていきます。イエスに従う人がいる一方で、「もしかすると、この人がダビデの子なのではないだろうか」と迷う人(12:23)、「どうやってイエスを殺そうかと相談」する人々(12:14)がいます。
それを受けて、13章の<第三の説教>では、神の国がどのような性質をもっていて、どんな人によって所有されるのかが、たとえをもって語られています。
・イエスのみことばを聞いてそれを悟る人には、驚くほど豊かな実が与えられますが、聞く耳を持たない人には、実が実らないばかりか、火の燃える炉に投げ込まれるという最悪の結果が待っています。
・からし種のたとえ(31節)・パン種のたとえ(33節)は、当時のユダヤ人には驚きだったでしょう。神の国は華々しく地上に実現すると思っていたのですから。からし種のように小さく、パン種のように目にも入らぬ姿で、神の国が到来するとは!
・また神の国は、偶然に見つけられる場合もあり(44節)、求めている人に探し出される場合もあります。いずれの場合も、持っていた物すべてを売り払ってでも得る価値があるのです。
「心の貧しい者は幸いです。天の御国はその人たちのものだからです。」(5:3)
◇クイズ