日々の御言葉

聖イエス会福音教会の牧師室から聖書のみ言葉をおおくりします。聖書は主に新改訳2017を使用しています。

日々の御言葉 1月29日

日々のみ言葉 1月29日

○今日のタイトル  聞いて悟る人

○通読箇所 マタイ13章

◇今日の聖句

良い地に蒔かれたものとは、みことばを聞いて悟る人のことです。

◇ひとくち解説

11:25で「あなたはこれらのことを、知恵ある者や賢い者には隠して、幼子たちに現してくださいました。」とイエスが言われた通り、12章以降、イエスに対する態度は次第に分かれていきます。イエスに従う人がいる一方で、「もしかすると、この人がダビデの子なのではないだろうか」と迷う人(12:23)、「どうやってイエスを殺そうかと相談」する人々(12:14)がいます。

それを受けて、13章の<第三の説教>では、神の国がどのような性質をもっていて、どんな人によって所有されるのかが、たとえをもって語られています。

・イエスのみことばを聞いてそれを悟る人には、驚くほど豊かな実が与えられますが、聞く耳を持たない人には、実が実らないばかりか、火の燃える炉に投げ込まれるという最悪の結果が待っています。

からし種のたとえ(31節)・パン種のたとえ(33節)は、当時のユダヤ人には驚きだったでしょう。神の国は華々しく地上に実現すると思っていたのですから。からし種のように小さく、パン種のように目にも入らぬ姿で、神の国が到来するとは!

・また神の国は、偶然に見つけられる場合もあり(44節)、求めている人に探し出される場合もあります。いずれの場合も、持っていた物すべてを売り払ってでも得る価値があるのです。

「心の貧しい者は幸いです。天の御国はその人たちのものだからです。」(5:3)

◇クイズ

13:55でナザレの人々はイエスをどのように呼んでいますか?1.ダビデの子 2.大工の息子 3.生ける神の子