日々のみ言葉 7月17日
○今日のタイトル 神の安息に入る
○通読箇所 ヘブル4章
◇今日の聖句
さて、私たちには、もろもろの天を通られた、神の子イエスという偉大な大祭司がおられるのですから、信仰の告白を堅く保とうではありませんか。
◇ひとくち解説
「イエスから、目を離さないでいなさい」(12:2)…これが本書のテーマです。3-4章では「イエスはモーセよりも大いなる栄光を受ける」(3:3)ことが記されています。モーセが導いた40年の荒野の旅の間中、民は心を頑なにし、神のことばに聞き従いませんでした。そのことが詩篇95篇の引用を通して示されます。彼らは物理的には約束の地に入れましたが、本当の意味で「神の安息に入るための約束」は実現しなかったのです。その約束は神の側では「世界の基が据えられたときから、みわざはすでに成し遂げられています。」(3節)しかし神のことばに従い、信仰によって神に近づかなければ、それを受け取ることはできません。神のことばは「良い知らせ」(6節)であると同時に、「両刃の剣よりも鋭く」(12節)従う者とそうでない者とを分けるのです。
モーセの導きは、民の不従順を生み、真の安息を与えることはできませんでしたが、「神の子イエスという偉大な大祭司」は、身をもって従順という道を私たちに示し、神と共にある安息への道を開いてくださいました。
復活されたイエスは、手と脇腹とを示し「平安があなたがたにあるように」(ヨハネ20:19)と言われます。イエスを信仰をもって見上げ、「大胆に恵みの御座に近づこうではありませんか。」(16節)
◇クイズ
黙示録1:16の幻では、両刃の剣はキリストのどこにありましたか?1.右手 2.腰 3.口