日々のみ言葉 1月15日
○今日のタイトル はい、行きます
○通読箇所 創世記24章
◇今日の聖句
彼らはリベカを呼び寄せて、「この人と一緒に行くか」と尋ねた。すると彼女は「はい、行きます」と答えた。
◇ひとくち解説
24章<イサクの結婚>に本書最長の分量と、緻密な表現が与えられていることは、祝福がアブラハム個人にとどまらず、継承されていくことの重要性を表しています。
美しい文章の端々に、不思議な<見えない神の御手>と<無名のしもべの信仰>、そして<リベカの慈愛・即座の応答>が織りなされ、3者のハーモニーによってこのことが実現したのだと教えられます。
しもべは祈ります「恵みを施してください」恵みと訳されている語は、契約に基づく不変の愛を意味します。その愛のゆえに、主は「しもべがまだ言い終わらないうちに」リベカを泉に向かわせられました。
リベカは、水を求める素性の知れぬ旅人に「すばやく…飲ませ」ました。ちょうどアブラハムが無名の客人たちに駆け寄ってもてなしたように(18章)。しもべは、自分の祈りに対する主の速やかな応答に対して、即座に「ひざまずき、主を礼拝し」ました。
名残を惜しむ家族の前で、リベカは「はい、行きます」と答えます。12:1で
アブラムが「行きなさい」という主のことばに即座に従ったように。
こうして、主の恵みと人間の信仰によって、祝福は受け継がれ、ついにメシアへと至るのです。
マリアはアブラハムの子孫としてこう歌いました。「主は…そのしもべイスラエルを助けてくださいました。…アブラハムとその子孫に対するあわれみをいつまでも忘れずに。」
◇クイズ
リベカが住んでいた町は?1.ヘブロン 2.ハラン 3.ナホル