日々のみ言葉 1月16日
○今日のタイトル イサク
○通読箇所 創世記25-26章
◇今日の聖句
彼らは言った。「私たちは、主があなたとともにおられることを確かに見ました。」
◇ひとくち解説
父アブラハム、子ヤコブに比べ、イサクの生涯は驚くほど簡潔に記されています。しかし、アブラハムに勝る豊かさと長寿は、主の祝福が確かにイサクに受け継がれたことを示しています。
それはイサクの徳によるというよりも、主の恵みのゆえでした。
滑稽にもイサクはゲラルで、父と同じ過ちを犯します。妻リベカを妹と偽りながら、公然と戯れていたとは、愚かさにあきれるばかりです。
それにもかかわらず、主がイサクを祝福されたのは、「わたしがあなたに告げる地に住みなさい」という主のことばに従い、ただ約束の地に踏みとどまったからでした。
「イサクは…百倍の収穫を見た。」現代と違い、古代、100倍の収穫などあり得ないことであり、まして飢饉下では、奇跡としか言いようがありませんでした。また、掘ったら掘っただけ「湧き水の井戸」を掘りあてるなど、人知では不可能でした。
その祝福はペリシテ人たちに恐怖を抱かせるほどで、彼らは、井戸をふさいだり、追放したりしてなんとか寄留人イサクの勢いを止めようとします。
主はイサクに「恐れてはならない。わたしがあなたとともにいる」と祝福の理由を示され、イサクは主の御名を呼び求めて礼拝しました。この関係こそ、イサクの祝福のたった一つの原因でした。
ついにペリシテ人も「主があなたとともにおられることを確かに見ました」と認めざるを得ませんでした。このことによって、この地に平和がもたらされたのです。
◇クイズ
25:1に記されているアブラハム再婚の妻は？１．ユディト ２．ケトラ ３．バセマテ
