日々の御言葉

聖イエス会福音教会の牧師室から聖書のみ言葉をおおくりします。聖書は主に新改訳2017を使用しています。

日々の御言葉 1月9日

日々のみ言葉 1月9日

○今日のタイトル 主を信じた

○通読箇所 創世記14-15章

◇今日の聖句

アブラムは主を信じた。それで、それが彼の義と認められた。

◇ひとくち解説

14章では5人の王による侵略の物語です。ソドム・ゴモラの王を含む4人の王が応戦しますが、あえなく敗走しました。ソドムに住んでいた甥ロトが5王に連れ去られたことを知り、アブラムは決死の救出を試みます。318人の手兵を率いて5王を追跡し、無事に捕虜となったロトとその財産を取り戻しました。アブラムが武力を用いたのは、この記事だけです。アブラムは自衛のための戦力は持っていましたが、決して領地を獲得するために使いませんでした。また、助けたソドム王からも糸一本、履き物のひも一本さえ、財産を受け取りませんでした。主が「わたしは、あなたの子孫にこの地を与える」と約束された通り、この祝福は人間の力によらず、ただ主によるべきだと信じていたからです。

この出来事を受けて15章で主は言われます。「アブラムよ、恐れるな。…あなたへの報いは非常に大きい。」と。アブラムは「私は子がないままで死のうとしています」と、不安の言葉を口にします。主はアブラムを外に連れ出し、星を数えさせ「あなたの子孫は、このようになる」と言われ「わたしは…主である」(15:7)と御名をあらわされました。

アブラムは、何の証拠にもよらず、ただ主の御人格のゆえに「主を信じた」結果「義と認められ」ました。義と認められるとは、主の恵みによってもたらされる喜びに入れられたということです。アブラムの歩んだ信仰の道を歩みたいものです。

◇クイズ

15:2でアブラムはこのままでは誰が跡取りになると言っていますか?1.エリエゼル 2.イシュマエル 3.イサク