日々のみ言葉 3月21日
○今日のタイトル 大胆さ
○通読箇所 使徒の働き4章
◇今日の聖句
天の下でこの御名のほかに、私たちが救われるべき名は人間に与えられていないからです。
◇ひとくち解説
イエスに死の判決を下した、議会の真ん中にあっても、もはやペテロは一歩も後ずさりしません。生まれてこのかた40年間、歩けなかった人が治ったのは、復活された「ナザレ人イエス・キリストの名による」と、聖霊に満たされて証言しました。(10節)
さらに、病の癒しという個人の体験から、すべての人の霊魂の救いという普遍的体験へと広げつつ断言します。「この方以外には、だれによっても救いはありません。天の下でこの御名のほかに、私たちが救われるべき名は人間に与えられていない」(12節)と。
この大胆さはどこからきたのでしょう。それはラビ学校の机上で書物から学んだのではなく、「イエスとともにいた」ことによるのです。(13節)<大胆さ>は、本書の顕著な特徴の一つです。それは野心ではなく、ともにおられるイエスへの信頼から生まれます。
釈放された二人の報告を聞いた教会は、心を一つにして祈りました。自分たちへの脅かしを取り除いてくださいという祈りでも、彼らに裁きを下してくださいという祈りでもありません。イエスの名によって大胆に語り、「しるしと不思議を行わせてください」と求める祈りでした。
「一同は聖霊に満たされ、神のことばを大胆に語り出した。」…聖霊は一度注がれて終わりというものではなく、信頼に満ちた祈りの中で、継続的・日常的に満たされていくものなのです。
◇クイズ