日々のみ言葉 3月19日
○今日のタイトル 聖霊に満たされ
○通読箇所 使徒の働き2章
◇今日の聖句
すると皆が聖霊に満たされ、御霊が語らせるままに、他国のいろいろなことばで話し始めた。
◇ひとくち解説
バベルの塔を築いた傲慢によって、ことばが乱され、地の面に散らされた人類が、再び「キリストにあって、一つに集められる」(エペソ1:10)ために、ペンテコステの朝、聖霊は注がれました。かつて分裂・分断の原因となった言語の壁は取り払われ、人々はみな「自分の国のことばで」、御霊が語らせる「神の大きなみわざを」聞きました。
そこにいたほとんどはユダヤ人でしたので、ペテロは旧約聖書を数多く引用しながら語り始めます。
まずヨエル書から「わたしはすべての人にわたしの霊を注ぐ」と宣言します。王、祭司、預言者といった、特別な人々が一時的に受けるだけではなく、今まで軽んじられてきた人々にも、恒常的に、主の霊が注がれる新時代が到来したのです。
「主の御名を呼び求める者はみな救われる」(21節)…これに続く節で、その主の名とは、ナザレ人イエスの名であることが明らかにされていきます。ペテロの説教の主題は「主ともキリストともされたこのイエス」(36節)なのです。「あなたがたが目にし、耳にしている聖霊を注いでくださった」のは、復活し、生きておられるイエスです(33節)。
こうして、イエスは「行い始め、また教え始められたすべてのこと」(1:1)を、聖霊が注がれ「信者となった人々」(2:44)を通して完成してゆかれます。
◇クイズ
2:15によれば、ペテロが語り始めたのは何時?1.午前7時 2.午前9時 3.午後3時