日々のみ言葉 6月11日
○今日のタイトル 喜び楽しみなさい
○通読箇所 申命記11-12章
◇今日の聖句
そこであなたがたは家族の者とともに、あなたがたの神、主の前で食事をし、あなたの神、主が祝福してくださった、あなたがたのすべての手のわざを喜び楽しみなさい。
◇ひとくち解説
5章から始まった「第二の説教」は11章まで一般的な教えが記され、12章から＜申命法典＞と呼ばれる、より具体的な掟へと入っていきます。
11章で示された約束の地は、天からの雨で潤い（11節）、「食べて満ち足りる」ことのできる地です。なぜなら「主が絶えずその上に目をとどめておられる」（12節）からです。エデンの園を思い起こさせるこの祝福は、「主を愛し、心を尽くし、いのちを尽くして仕えよという命令に、…聞き従う」ということと一体です。約束の地を獲得することは通過点であり、究極の目的は、主との親しい交わりなのです。
この結びを受けて、12章で最初に命じられるのは、主をどのように礼拝するかということです。異邦の民がその神々に仕えることを模倣してはならないことが記されています。自分の目にかなう方法、自分勝手な場所ではなく、主の御名が置かれる場所で、人間の考案した方法ではなく主が命じられたように礼拝することが求められます。このように礼拝することによって、主が他の何ものとも異なる、唯一の存在であることが証されるのです。土着の宗教は、神の愛を獲得するために努力する礼拝を捧げていましたが、主の民は、主の愛と祝福を喜び楽しむ礼拝を捧げます（7節）。その喜びは土地を持たない奴隷やレビ人にも及びます。（12節）「まことの礼拝者たちが、御霊と真理によって父を礼拝する時が来ます。今がその時です。」（ヨハネ4:23）
◇クイズ
10:1では、至聖所に置かれた箱は何と呼ばれていますか？１．木の箱 ２．契約の箱 ３．主の箱
