日々の御言葉

聖イエス会福音教会の牧師室から聖書のみ言葉をおおくりします。聖書は主に新改訳2017を使用しています。

日々の御言葉 11月19日

日々のみ言葉 11月19日

○今日のタイトル 神の家

○通読箇所 1テモテ3章

◇今日の聖句

神の家とは、真理の柱と土台である、生ける神の教会のことです。

◇ひとくち解説

混乱したエペソ教会に秩序を回復するために、教会の中で指導的な立場にある人々の資質について、パウロは記します。監督(1-7節)と執事(8-14節)は、親が模範を示しながら家庭の中に調和を保つように、神の家である教会の中に秩序を取り戻さなければなりません。

15節でパウロは教会のあるべき姿を要約します。これはこの手紙の中心と言ってもよいでしょう。「神の家とは、真理の柱と土台である、生ける神の教会のことです。」教会とは真理そのものである生きておられる神が臨在され、その統治によって隅々まで調和が満ちている共同体(家)なのです。

16節では、エペソ教会で親しまれていたであろう讃美歌が引用されています。「キリストは肉において現れ、霊において義とされ、御使いたちに見られ、諸国の民の間で宣べ伝えられ、世界中で信じられ、栄光のうちに上げられた。」

教会という共同体を通して、キリストの受肉・キリストの義が、天においても地においても、見られ、宣べ伝えられます。こうして教会は存在そのものをもって、キリストの栄光を現すのです。

テモテがエペソに派遣されたのは、ただ問題をうまく収束させるためだけではなく、この教会の理想を実現するためだったのです。

◇クイズ

執事には求められていない、監督の資質は何ですか?1.大酒飲みでない 2.不正な利を求めない 3.教える能力