日々のみ言葉 11月1日
○今日のタイトル わたしに帰れ
○通読箇所 ゼカリヤ1章
◇今日の聖句
万軍の主はこう言われる。わたしに帰れ。──万軍の主のことば──そうすれば、わたしもあなたがたに帰る。
◇ひとくち解説
バビロンでの70年の捕囚の帰還が終わるときからゼカリヤ書は始まります。ゼカリアは民にこう語ります。「万軍の主はこう言われる。わたしに帰れ。…そうすれば、わたしもあなたがたに帰る。」（3節）これが本書の軸になることばです。
続いて1章7節から6章まで、8つの幻が見せられます。第一の幻は赤毛の馬に乗る人と他の馬たちです。「地を行き巡るために主が遣わされた者」（10節）をあらわしています。彼らは主の使いに「全地は安らかで穏やか」（11節）と報告します。ペルシャによって広大な地域が平定され、民はエルサレムに戻ることが許されました。しかし未だ、国が回復されたわけでも、王が立てられたわけでも、神殿が再建されたわけでもありませんでした。主の使いは、主に訴えます。「主よ。いつまで、あなたはエルサレムとユダの町々に、あわれみを施されないのですか。」（12節）それに対する主の答えは、こうです。「わたしは、あわれみをもってエルサレムに帰る。そこにわたしの宮が建て直される。」（16節）これは揺るがない約束です。しかし、主はこう続けられます。「測り縄がエルサレムの上に張られる。」（16節）…あなたがたの側では、神の国の到来に対する準備は出来ているのか？という問いです。つまり、2節の最初の宣告に帰るのです。「わたしに帰れ。そうすれば、わたしもあなたがたに帰る。」と。
◇クイズ
赤い馬に乗った人は何の木の間に立っていましたか？１．樫 ２．ミルトス ３．オリーブ
