日々のみ言葉 12月20日
○今日のタイトル 主のはしため
○通読箇所 ルカ1:26-38
◇今日の聖句
マリアは言った。「ご覧ください。私は主のはしためです。どうぞ、あなたのおことばどおり、この身になりますように。」
◇ひとくち解説
イエスの誕生は処女懐胎という奇跡から始まります。ちょうど、イエスの地上生涯が死からの復活という奇跡で終わり、そこから教会が誕生したように。エリサベツが体験した不妊の懐胎と違い、この奇跡は、旧約聖書に一切前例のないことでした。その恵みはただ①男の子を身ごもることにとどまりません。②イエスという名③大いなる者となる④いと高き方の子と呼ばれる⑤ダビデの王位⑥ヤコブの家の支配⑦支配は永遠…怒涛と注がれる七つの恵みを前にマリアは「どうしてそのようなことが起こるのでしょう」と尋ねます。ザカリヤのように疑って、その証拠を求めたのではなく、それが起こることを前提にして、その方法を尋ねたのです。ガブリエルの回答は…
①聖霊があなたの上に臨み→天地創造の初め水の面を動いていた神の霊の働きによる→聖霊の力によって生まれるゆえ生まれる子は聖なる者。
②いと高き方の力がおおう→雲が天幕を覆い、主の栄光が幕屋を満たした同じ力による→生まれる方は神の現存を地上に現す神の子
マリアは答えます。「私は主のはしためです。どうぞ、あなたのおことばどおり、この身になりますように。」しるしを見たから主のしもべになったのではありません。まだ何も見ないで「主によって語られたことは必ず実現すると信じた」のです。
◇クイズ