日々の御言葉

聖イエス会福音教会の牧師室から聖書のみ言葉をおおくりします。聖書は主に新改訳2017を使用しています。

日々の御言葉 12月19日

日々のみ言葉 12月19日

○今日のタイトル 人となって

○通読箇所 ヨハネ1:1-18

◇今日の聖句

ことばは人となって、私たちの間に住まわれた。私たちはこの方の栄光を見た。

◇ひとくち解説

「ことばは人となって」と世に来られたキリストを紹介する前に、ヨハネは「ことば」と呼ばれる方の御本質から記し始めます。

「初めにことばがあった。ことばは神とともにあった。ことばは神であった。」その起源を何にも依存せずに初めから存在し、御父と神性を共有しながらも独立したペルソナをもっておられる、神としての本質です。

この「ことば」によって、すべてのものは「なった(存在を与えられた)」のです。この方との関りをもつことが「いのち」をもつことです。そのとき人は自らの存在の意味を知るのです。

いのちの光を知らず、闇に閉ざされた人類を<新創造>し、「神の子どもとなる特権を与える」ために、「ことばは人と」なられました。人と訳された語は「肉」という、人間を表す最も露骨な言葉です。無限で万物の創造者である「ことば」と、有限で弱い「肉」とが、鋭いコントラストを描きます。「ことば」が人のいのちとなるためには、この方法しかなかったのです。

「私たちはこの方の栄光を見た。」モーセが「あなたの栄光を私に見せてください。」(出33:18)と懇願し、預言者が「彼らは来て、わたしの栄光を見る。」(イザヤ66:18)と憧れた主の栄光は、今、イエスのうちに輝きます。やがてこのお方が「上げられた」とき、信じるすべての者が「恵みとまこと」という栄光を見るのです。

◇クイズ

黙示録19:13の「神のことば」と呼ばれる方はどんな衣をまとっていますか?1.血に染まった衣 2.雪のように白い衣 3.太陽のような金の衣