日々のみ言葉 12月1日
○今日のタイトル 流れのほとりに
○通読箇所 詩篇1篇
◇今日の聖句
その人は流れのほとりに植えられた木。時が来ると実を結びその葉は枯れずそのなすことはすべて栄える。
◇ひとくち解説
「幸いなことよ」は、神の祝福を受けた人への呼びかけです。
「悪しき者のはかりごとに歩む」とは道徳的に誤っていることを意識的に選択することです。
「罪人の道に立つ」は、神を愛し、人を愛することを忘れていることです。
「嘲る者の座に着く」は、神と他者を軽蔑し、見下すことです。
<歩む>から<立ち止まる>そして、<座り込む>と連続させることで、次第に罪の中に根を下ろすさまが表現されています。
それに対して<幸いな人>は昼も夜も主のおしえに根を下ろします。言葉を換えれば、「いつも主を喜ぶ」(ピリピ4:4参照)ということです。主の臨在の中で生きる人は、流れのほとりに植えられた木のように実を結び、葉は枯れません。まるでかつてのエデンの園を歩み、新しいエルサレムを先取りしているかのようです。(黙示録22章)
「正しい者の道は主が知っておられ」は、主が、愛のまなざしのうちに守り、すべての道を共に歩んでくださることを意味します。
その胎にイエスを宿したマリアは、この詩篇を念頭に歌いました。「わたしの霊は、救い主である神に、喜び踊ります…今から後、いつの時代の人々も、私を幸いな者と呼ぶでしょう」(ルカ1:47-48フランシスコ会訳)
◇クイズ
4節で悪しき者は何に例えられていますか?1.蛇 2.もみ殻 3.葦